またしても、前回の投稿から約1ヶ月が過ぎてしまいました。12月は通常業務に加え、地価公示の業務等も重なり、休日も仕事に追われることもあり、致し方ないかと思います(←言い訳)。

柏そごう跡地の活用方法として個人的に図書館を設置して欲しいと書き、また柏市の図書館(本館)は小さく、人口規模に見合った図書館ではないと思っているのですが、実際他の自治体を調べることで比較してみました。令和〇年の蔵書数を、令和5年○月時点(括弧書き)の人口で除して、1人当たりの蔵書数を算出しております。比較するために、柏市近隣の千葉県内の市、23区、東京市部及び柏市と同程度の人口規模の藤沢市を調べてみました。


 柏市   令和2年4月       912,014冊 人口     434,442人(12月) 1人当たり2.10冊

 松戸市  令和3年3月       629,877冊 人口     497,778人(12月) 1人当たり1.27冊 

 船橋市  令和2年3月   1,611,499冊 人口     647,316人(12月) 1人当たり2.49冊

 浦安市  令和4年3月   1,103,271冊 人口     170,802人(10月) 1人当たり6.46冊

 23区   令和5年4月 28,294,446冊 人口 9,600,223人(  4月) 1人当たり2.95冊

 東京市部 令和5年4月 19,556,646冊 人口 4,191,455人(  4月) 1人当たり4.67冊

 藤沢市  令和3年4月   1,413,377冊 人口     443,795人 (12月) 1人当たり3.18冊

 

結果として、やはり柏市における図書館の蔵書数は、比較した自治体よりも1人当たりの蔵書数は少なかったです(松戸市よりはマシですが)。また、浦安市は都市計画税がかからない地域であり、財政的に余裕がある市と考えられており(根拠はいつか調べてみます。ディズニーランドが要因と言われているようですが。)、やはり1人当たりの蔵書数が抜けておりました。人口が集中する東京都も千葉県よりも財政的に余裕あるかと思いますが、23区より市部の方が蔵書数が多いのは、23区と市部の面積の差が大きいということでしょうか(23区は狭く、市部は広いので、建てられる図書館の規模が違う?)。せめて藤沢市ぐらいの蔵書数になって欲しいと思います。


私の高校生、中学生の子供が幼児の頃は一緒に本を読んでいたものですが、もう既にスマホに支配され、子供たちが本を読んでいる気配は感じられません。。。読書量と学力は比例するようで(中学校の校長先生談)、読書はして欲しいのですが。私も、仕事に繋がる本は読みますし、ライトな小説も好きですし(純文学系は厳しい。。。)、2024年もそれなりに本を読みたいと思います!