2025年も3月に入り、本来であれば金利上昇等のトピックに触れたいところですが、今回は2024年の不動産価格について少し振り返りたいと思います。
まずは、㈱不動産経済研究所が公表している新築マンションの販売価格・供給戸数の推移です。23区については2023年が11,483万円と初めて1億円の大台に乗りましたが、2024年はやや下がったものの変わらず1億を超えており、平均価格は11,285万円となりました。首都圏についても、2023年8,101万円→2024年7,984万円とほぼ同水準の結果となっております。供給戸数については、23区が2024年8,275戸→2025年12,000戸予測、首都圏が2024年23,003戸→2025年26,000戸と、2025年は2024年よりも供給がそれなりに増えるので需給バランスはどうなるんだ?と思われるかもしれませんが、2025年の供給予測は実は2023年の供給戸数とほぼ同水準ですので、供給増が価格に大きなインパクトを与えることはないと思います。
次は、公益財団法人東日本不動産流通機構が公表している、23区・首都圏の中古マンションの成約価格・成約件数の推移です。
23区は、2023年 105.71万円/㎡→2024年 115.47万円/㎡と約9.2%up、首都圏は 2023年 71.90万円/㎡→2024年 76.88万円/㎡と約6.9%upも上昇し、2024年も更に価格が上昇しました。23区の平均成約面積が57.64㎡ですので、平均成約価格は約6,650万にものぼります。新築マンションの高騰が、そのまま中古マンションにも波及しております。57.64㎡ですと子供1人の3人家族ではやや狭いかなと思いますので、子供がいる家庭は7,000万以上支払わないとマンションを買えないということでしょうか。戸建住まいの千葉県民としては驚くばかりです。
とは言うものの、日銀の政策金利の引き上げによって、住宅ローン変動金利も上昇しているようですので、金利上昇が価格に与える影響について次回以降触れたいと思います。